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連載コラムvol.13 「棚からひとつかみ」(ストロークの魔法)

2008年11月22日

「ストローク」という名の魔法

「あなたは、素晴らしい人ですね!」 と言われるのと、
      「イヤな奴だ!」 と言われるのでは、 どちらが快(こころよ)いですか?
                                  
 もちろん、「素晴らしい人」と言われた方が快いし、うれしいし、自信を持てるし、やる気も出ますよね?これがプラスのストロークです。その逆に、「ダメな人」と否定するのがマイナスのストローク。
 このように、ストロークとは、認知(肯定)、あるいは否認(否定)を表現・伝達する言動の一単位のことです。ことばだけでなく拍手をすることもストロークのひとつです。
「あの人は素晴らしい人だ」 といえば、プラスの   肯定的ストロークを一回。
「あの人はダメな人だ」 といえば、マイナスの    否定的ストロークを一回。
 プラス+の回数が多ければ多いほど、幸せになり、マイナス-の回数が多ければ多いほど、不幸へ転がり落ちます。
 プラスのストローク(別名:ポジティブ・ストローク)は、誰か(何か)を肯定して認めること。
 マイナスのストローク(別名:ネガティブ・ストローク)は、誰か(何か)を否定して認めないこと。
 マイナスのストロークを封じ、プラスのストロークを (最低一日に1ストローク) 放つだけで、あなたは周りから好感を持たれ、人望が集まり、尊敬される人物になります。

 母親が赤ちゃんに対して行う「ストローク(愛撫)」は、子供の成長に大きく影響を与えるという。可愛がられて育った(プラスのストロークを多く受けた)子供は、能力的に高く、性格的にも良い子になり、逆にあまり愛情を受けなかった(ストロークを受けなかった、またはマイナスのストロークを多く受けた)子供は、能力・性格面で劣ってしまうという。プラスのストロークは、スキンシップだけではなく、褒められる・微笑まれる・大切にされる・肯定される・愛される等のことばや行為も含まれる。マイナスの場合も同様で、身体的な虐待だけでなく、けなす・怒られる・否定される・無視されるというようなものも入ります。
 人間はストロークを欲するものです。
 そして、プラスのストロークを欲するのは、大人になっても同じだ。好かれたいし、大切にされたいし、自分の存在の価値を認めてもらいたいものです。人間関係を良くするためというと、自分がいかに優れている人間になるか、といかに他人に好かれるか、ということばかり考えがちなのだが、実はそうではなく、良好な人間関係をつくるために、多くの人は、優れた、魅力的な人間になろうとします。でもそれは、なかなか大変な努力と時間が必要。もっと簡単にしかも絶大な効果を生むやり方が、魔法のような力をしめしてくれるストロークなのです。
 賞賛の拍手から始めてみてはいかがですか。


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